父の日
きのうは父の日でした。
朝から娘の小学校で父親参観があり、その後で叶原さんという児童養護施設
に勤められていた方の記念講演がありました。
親の愛に恵まれない子どもたちが育てられる施設に従事してこられた
叶原さんのメッセージは「やさしさ」でした。
だれもが当たり前と知っていながら、実践出来てないんですよね・・。
「知識」の習得よりも大事と強調されておられました。
せっかく学んだ知識も「やさしさ」を学ばなければ活きてこないと。
終わってすぐ、昼から今度は岡山市民文化ホールに「大ちゃん、だいすき」
というアニメ映画を家族で観に行きました。
重度の障害をもった大ちゃん(小6)と妹二人、おとうさん、おかあさんの
実話を基にしたアニメでした。
障害者に対する偏見をテーマに小学4年の妹まいちゃんからの視点で
描かれていて、子どもながらに傷つく様子がすごく伝わってきて
胸が痛くなる場面がたくさんありました・・。
夜は嫁さんのお父さん、お母さんを誘って「父の日ディナー」に行きました。
ヘルシーな和食を食べさせてくれる「だんだん畑」というレストラン(奉還町1−2−12)
に行きました。
帰ってから嫁さんの実家のリビングでくつろいでいると、わたしの長女(小5)
が「おとうさん、こっちに来て!」と和室に呼びました。
部屋に入ると、そこにはテーブルを置いて、お茶、ジュース、缶ビール、
スナック菓子が置いてあり、紙に手書きで「おとうさん A席 ゆっくり
おくつろぎください。」と書いてありました。
また、ゴルフのパターの練習ができるように置いてあったり、その横には
フトンが敷いてあり、足元にはフットマッサージの機械が置いて
ありました。
「どれがいい?!ゆっくりくつろいでいってください!」と娘二人・・・。
(心の中で)ありがとう・・・。一生懸命自分たちで考えて準備して
くれたんだ・・・・。
あり合わせのものしかそこにはありませんでしたが、一つづつ自分たちで
考えて用意してくれてました。お金は掛けなくても、心を込めれる、
気持ちを伝えれる。自分たちの出来ることをする。
うれしい・・・・・・。
「父の日最高!」と心の中で叫びました・・・。
家に帰ってからも「おとうさん、今日は足裏マッサージ30分するから、時計で
計っててね♪」と言って揉んでくれました。
わたしも娘もいつの間にか寝ていましたが、きょうは最高に心のこもったプレゼント
をいっぱい、もらいました。
いつの間にか子どもたちは・・成長していました。
ありがとう・・。
立派なおとうさんではないけど、これからもよろしくね。