感謝
きょうは土曜日、雨です。
山は雪かな・・・。(であって欲しい)
きのうは久しぶりに大変お世話になってるお客様のところに伺いました。
以前ブログにも書いた公務員のTさんです。(2月2日のブログ)
昨年の12月12日に長年「がん」と闘ってこられた奥さまを亡くされ1年が経ち
ましたが、山陽新聞の朝刊の記事にTさんが「妻に捧げる歌」として自らが
歌ったCDを出した、とありました。
さっそくお電話をしCDを購入させていただきました。
もともとTさんは「作曲家」という肩書きも持っていて(多才な方です!)
いろんな歌手、作曲家、作詞家の方とも懇意にされてるようで今回のCD作成
に踏み切ったそうです。
Tさん「今回CDを出すのにたくさんの方に助けてもらった。もう、ほんと
みなさんのおかげです。おかげで女房が生きていたという立派な証しが
出来ました。わたしも女房も子供たちもホントしあわせものです。」
いつも感謝の言葉を忘れないTさん・・・。
奥さまが亡くなられる1年前には自らも脳梗塞で長期入院をされ、一時は
本当に危ない状態が続いたそうです。
傍らで奥さまがずっと看病されたそうです・・。
その時奥さまがお医者さまに言ったのは「先生、わたしの抗がん剤治療を
しばらく中止してください。主人の看病をしたいんです!この人が亡くなって、わたしが死んだら子供たちが大変です。」
そう言って奥さまは自らの治療を中断してTさんの看病をし続けたそうです・・・。
「女房の命懸けの看病のおかげでワシはこうして元気になれた。そんな
女房にしてやれることは・・女房は生きていた、という証しを何か残して
やりたいんじゃ。」
CDの売り上げは全額「乳がんを支える会」に寄付されるそうです。
偶然にもきのうは奥さまの53回目の誕生日でした・・・。
不思議な縁をいただいているTさんご一家です。
きっとこれからもたくさんの感動と気付きをいただけそうです。