ある朝の風景
今月はブログの更新が少なくて反省です・・。
忙しい、というのは理由になりませんからね・・・。
最近、寒いですね〜。ってわたしは「個人的」にはうれしい
かぎりなんですが・・・。(スキーが出来る♪)
岡山市内も雪が積もり(しかも先週、今週と2回も!)冬景色になりました。
と、今朝、お客さんのお宅に伺ったとき、お家の前の道を独りのご老人が
車椅子で側道を進まれてました。
頭には毛糸の帽子、マフラーをつけ、服もジャンパーに厚めのズボンです。
ゆっくり、ゆっくり進まれてました。
道もきれいに舗装してないのでツギハギだらけでとても進みにくそうでしたが
ゆっくり、ゆっくり進まれてました・・・。
こんなに寒いのにどこに行かれるんだろう?
どこに行くのかはわかりません。
わかりませんが、何かとっても悲しい気分になりました。
歩いて散歩するのとちがって、普段わたしたちが通る道は車椅子のご老人
にとってはとっても険しい道に見えました・・・。
身を切る寒さでした。
この寒さの中、体を暖めるほどの運動も出来ない人が飛ばして通りすぎる車
の横を注意しながらゆっくりと進みます・・。
通りすぎる車もこんなところを通るお前が邪魔だ、と言わんばかりの運転
です・・・。
わたしは・・・何も出来ませんでした・・・。
ただ、じっとそのご老人が行くのを見届けただけでした・・・。
車が運転できること。
自由に行きたいところに行けること。
自分の足で歩いたり、運動したりできること。
ほんとうに大事なことなんです・・・。
出来て当たり前なんて思ったら大間違いです・・。
いくら望んでも、いくら夢見ても・・・出来ない人がいる・・・。
それでも前向きに生きていくしかないですよね。
人間はなにかを失うと「我慢強く」なったり「辛抱強く」なったり
するのかな。
わたしにはそのご老人がとても「強い人」に見えました・・。
わたしももう少しだけ「強い人」をめざします。
ありがとうございます・・・。
次に会うときは元気な声であいさつしたいと思います。