豊かな時代
金曜日はあるお客さまのところに行きました。
昭和3年生まれの80歳の方です。
保険の手続きも終わり、太平洋戦争のころのお話しになりました。
その当時は食べ物もなかなか十分に食べられず、15〜6歳で
戦争に行かなければならなかったそうです。
ほとんどが死ぬのを前提に行ったそうです。
不景気だとか、格差社会とか、年金問題、政治不信といろいろ
ありますが、日本という国は恵まれていますね。
日本人というだけで私たちはしあわせなんではないでしょうか。
世界に目を向けると、十分な医療も受けれず、いえ、それどころか
十分な食料も食べられず死んで行く子どもたちや老人。
不満を言えばキリがない。
それよりも「足るを知る」ことの大事さをそのお客さまに
教えていただきました。
とてもおだやかな方ですが、昔されてた商売がダメになり苦境を
乗り越えてこられた方の言葉は重みがあります。
不平を言わず、感謝を言葉にする。
大事なことですね。
この豊かな時代にありながら、不平や不満が横行する世の中ですが
今が一番しあわせな時と言いながら感謝できる人間をめざしたい
と思いました。
Mさん、ありがとうございました。
いいお話しをたくさん聞かせていただきました。