おととい、妻のおじいちゃんが入院しました・・・。
数ヶ月前に農作業中に手を切ったのに、お医者さんに行かず自分で
消毒し放っておいたところ・・・すごいことに。
右手がパンパンにはれ上がり、病院に行ったら「即手術をうけてください!」
と言われ、手術のできる病院に移送され手術を受けました。
午後2時から午後10時までかかる大手術でした・・・。
全身麻酔をしてでてきたおじいちゃんは右手にすごい包帯をしていました。
お医者さん「かなり膿みが激しかったので手のひらを開いて膿みをだしたけど
難治の状態です。最悪指を動かすのは困難になる可能性があります。」
手に包帯を巻いたまま、毎日毎日農作業をしていました。
草抜きをし、木に消毒をし、土を耕し、水やりをし、収穫をし、家族の
みんなに出来たての果物や野菜をいつもくれます。
泥まみれ、汗まみれになって一生懸命作っていました。
でも右手はドンドン腫れ上がり、ついに我慢できなくなったようです・・。
そんなになるまで我慢して・・・・。
みんなのために一生懸命野菜や果物を作ってくれていました。
それはおじいちゃんの生きがいでもあり、やりがいでもありました。
不器用なおじいちゃんは人に素直に感謝の言葉が言えず、おばあちゃんや
家族のみんなにはつい乱暴な言葉を使ってしまいます。
でも、いつも自分なりにみんなのことを考え尽くしてきてくれました。
今は静かに入院しているおじいちゃん・・・。
どうか、どうかおじいちゃんが元通り元気で畑にもどって来れますように・・・。
出来る限りみんなでおじいちゃんの畑守ります。