大衆演劇
きのう大衆演劇を見に行きました。
岡山の後楽座というところで、座長の里見要次郎さんとは
ちょっとした知りあいです。
3月はなにわ劇団というところが公演されていて
要次郎さんは特別出演で出られました。
踊り、歌、演劇と3時間にわたり盛りだくさんで
楽しませてくれます。
お客さんはほとんどが女性。
それぞれの(熱狂的な)ファンがいるようです。
ほぼ50代以上の方々ですが、なかには20代の若い人もいます。
中でもワタシが好きなのは演劇です。
1時間ぐらいあるのですが、これが面白い!
きのうは明治時代の学生と芸者の恋物語のお話でしたが
笑いあり、涙ありの人情劇。
劇とわかっていても思わず泣いてしまいます。
ただ劇とは思っても昔の人達の価値観や考え方が強く反映
されているので、考えさせられることがいっぱい
あります。
一番強く感じたのは、昔は物質的にも経済的にも今のように
豊かではないのに、お互いの助けあい精神がすごく強いなと
思いました。
みんな自分の事で精一杯のはずなのに、自分を犠牲にしても
人助けをするのが当たり前。
いまの豊かな日本が忘れている大事な精神が昔は
あったんだな、美しいなと思いました。
こんなことを言うのは年を取ったせいなのかも
知れませんが、これからの日本の将来にもとても
大事な考え方じゃないかなと思いました。
ぜひみなさんも後楽座に行ってみてください(^-^)
きっといい刺激になりますよ♪