恩師 2
N先生は広島で起きた土砂災害で家を失いました。
先生自身も危うく流されるところだったようです。
幸い奥さんはお子さんのお家に滞在されていて難を逃れた
そうです。
その後、転々と住居を変えながら、日々自宅付近の片付けをしながら
過ごしてこられたそうです。
また県や市を相手取って、いろんな補助金の申請や手続きをするため
東奔西走したそうです。
今ではやっと元の場所に家を建て暮しています。
そんな時も近所の困っている人たちのために、色々と
骨を折って来られたようです・・・。
私の近況も色々話しました。
子供たちが大きくなったこと、会社や仕事のこと、私の趣味(スキー)
のことなどなど。
先生は一つ一つ感心しながら私の話を聞いてくれました。
「太郎くんも色々苦労しとるが、ええ人生送っとるの~」
ワタシ「それもこれも先生のおかげですよ。先生がいればこそ今の
ボクがあるんだから。本当に感謝してます。」
このことが伝えたかった・・・・。
誰よりも弱い人間に優しかった先生。
誰にも相手にされない人間に手を差し伸べ続けた先生。
ボクは一生、先生を尊敬し続けます!
これからも弱い人の味方でい続けてください。
今は先生ではなくなったけど、先生を必要とする人がまだまだ
たくさんいるんだから・・・。
ウチにも奥様と遊びに来てください。
待ってますよ。