スキー旅行
ゴールデンウイークは新潟県に友人と二人でスキーに
行きました。
泊まったペンションのお母さんがすごい人でした。
夜中運転して、早朝6時に宿に着きました。
部屋に入れてもらってゆっくりしようと思ったら
「コーヒー淹れたのでよかったらどうぞ~」と声がする。
ダイニングルームに行くとコーヒーが淹れてある。
宿のお母さんも向かいに座り「私はね、人と人の縁を大事にして
生きてきたの。」という話から始まりご主人と東京から引っ越して
きたこと、それから9年でご主人が亡くなったこと、アメリカに
息子のように思ってる人がいてアメリカまで結婚式に呼ばれて
行ったことなどを話しはじめた・・・。
な、なかなか熱いお母さんだな、早朝から・・・。
「あ、そろそろ準備してスキー行ってきます」と切り上げて
出かけた。
こりゃあ3日間過ごすの大変だなぁ、なんて友人と話す。
スキーから戻り夕食を準備してもらい5時スタート。(早い 汗)
前日寝ずに運転してきたので8時すぎには寝てしまった。
翌朝は5時に目が覚め、近くを散歩する。
雄大な山々に周りを囲まれていてとても素敵な場所。
1時間少々歩いて帰って「いやぁ~とっても素敵なところですね~」
と言うと「まぁ、うれしいわ、そんな風に褒めてくれて。」と
お母さんとすっかり意気投合。
その日の夜は色んなお話を聞かせていただく。
とっても元気で前向きでそれでいてお茶目な子供のような
かわいい面もある。
人懐っこい情のある人だ。
久しぶりに会った素敵なお母さん。
海外にも何度も一人で行ったりして、とても行動力のある
人だ。
「帰るまえにちゃんと名前と住所書いといてね、カニ送ったげるから。」
たった一回利用しただけの自分にそこまでしてくれるのか。
この人の言葉にウソはない。
会った人との縁を大事にする。
すごい人だ。
「私はね、主人が亡くなってからずっと泣いてたの。でも周りの人たちに
支えてこられて33年間ここでお世話になったの。本当に感謝してるし
少しでも関わった人のためになりたいのよ。それが私の生きがい。」
お母さん
苦労してこられたんですね・・・。
人は苦労をたくさんすると人の痛みや親切がよくわかる。
この明るさや気さくさもいっぱい悲しみや苦しさを乗り越えて
こられたからこそなんですね。
ありがとうございました。
またきっと、またきっと、ここに帰って来ます。
それまでどうかお元気でお過ごしください。
今回も大事なことを教えていただきました。
大好きな人が新潟にできました。