眠れる森の・・・。
先日知り合いの方が亡くなりました。
この方は岡山県小児がんの会の代表をされていたAさん。
ご自身のお子さんが小児がんになり、相談する場所も人も
いなくて大変ご苦労されたことを経験され、自ら小児がんの会を
立ち上げました。
小児がんになるお子さんは1000人に1人と言われています。
一つの学校に1人とかいうレベルでしょうか。
親御さんは情報を集めようと必死です。
そんな方たちへの心の救われる場所として築いて来られました。
アフラック岡山県アソシエイツ会としても3年ほど前から微力ながら
支援をさせていただいています。
代表のAさんががんになられ治療のため代表を降りられる
と聞いたのは1年前でした。
治療のかいなく亡くなられたという訃報を聞きお通夜に
参列しました。
たくさんの若いご夫婦、そして小児がんの治療をされたお子さん、
されてるお子さん、その兄弟が来られてました。
みなさんすすり泣きながらの本当に悲しいお通夜でした・・・。
本当に困ってる人、悩んでいる人たちに手を差し伸べ続けたAさん。
みなさんの表情でとても伝わってきました。
最後にお別れのご挨拶でご本人のお顔を拝見しました。
それは・・・お姫様のように着飾られたキレイな素敵な
まるで眠っているかのようなAさんでした。
その姿を見たとき、私も涙が止まらなくなりました。
最後の最後に精一杯のオシャレをしてあげたご家族のお気持ちを
思うと・・・・・。
最後の最後まで前向きだったとご主人はおっしゃられてました。
きっと・・きっと・・「あ~息子じゃなくて私でよかったわ」
そうおっしゃって旅立たれたんだろうなぁ。
行年45歳という若さでこの世を去ったAさん。
でも周りのみなさんへ沢山の思いやりと愛を与え続けたあなたの
人生はこれからもみなさんの中で耀き続けるでしょう。
たくさん、たくさん生きることの意味を残して旅立たれました・・・。
ほんの少しでもあなたに関わらせていただいたことを感謝
申し上げます。
本当に、本当にありがとうございました。
どうか安らかにおやすみください・・。