プチ同窓会
- 2008-11-25 11:40:19
先週の金、土と「プチ同窓会」が大阪でありました。
わたくしがその昔、アメリカのテネシー州の学校にいたときの
日本人の友だちです。
今回は参加者が少なく、わたしを含めて4名でした。
もう今から20年以上前からの友人ですが、会うとあんまり変わって
ないのもあって、すぐに昔に引き戻されました。
そのうちの一人がMくんです。
大阪在住で今は一人で不動産関係の仕事をしています。
交通事故や病気を経験し、障害手帳も持っていますし、体もボロボロ
です。
あまり詳しくは語れませんが、いろいろ悪いこともしてきたMくん。
体も不摂生がたたり、慢性病と肥満でしんどそう・・・。
交通事故で体の随所が不自由な状態です。
一時は自殺を考えたことも・・・・。
久しぶりに会った彼はとても生き生きとしていました。
みんなのためにホテルを予約してくれたり、食事会の段取りや
観光案内まで至れりつくせりでした。
彼が病気やケガで苦しんでいるのを忘れるくらい楽しませて
もらいました。
アメリカにいた時は本当に彼の世話になりました。
英語のわからないわたしのために色々と助けてくれました。
将来きっとすごい活躍をするだろう、と誰もが思う優秀な男でした。
しかし、いろんな歯車が少しづつずれたのか、彼は日本で
罪を犯し、罰を受け、親からも勘当され病気や障害と戦いながら
生きています。
「絶望」という言葉を何度も何度も乗り越え、我々を迎えてくれました。
その笑顔は遠い昔に見た笑顔そのものでした・・・。
久しぶりにみた彼は・・・「前向き」でした。
これからまだまだきっと・・・たくさんの苦難を乗り越えていかなければ
いけないでしょう。
それでも彼は乗り越えます。
誰よりも優しく、真っ直ぐなMくん。
ちょっと弱いところもあるけど、無理せずマイペースを見つけて
欲しいです。
これからもどうかいつまでも仲良くしてください。
ありがとうごいました。