平凡なしあわせ
- 2009-12-28 10:54:43
きのう、おとといと山口県に旅行に行きました。
妻のおとうさんが60歳の誕生日を迎えました。
一応、定年を迎えたのと誕生日のお祝いでおとうさん、おかあさん、
小川家一同、妻の二人の妹家族の総勢12名での旅行です。
なぜかおとうさんが「スポンサー」で温泉にご招待いただきました。
土曜日の夕方、旅館に入り温泉につかり、みんなで夕食です。
宴もたけなわになり、孫たちから「じいじ」へ表彰状を贈りました。
我々子どもたちからもプレゼントを贈り、おとうさんもおかあさんも
目を細めて喜んでくれたようす。
「平凡が一番」
そんな言葉が浮かんでくる光景です。
何事もないことが何よりしあわせ。
ここにいる誰か一人でも欠けたらこのしあわせはない。
みんなが健康で笑えることが大事。
わたしはこのことに気がつくまでにいったい何年かかっただろう・・・。
結婚して、子どもが生まれ、妻の実家によく食事を食べに行くように
なったけど、ずーーーっとイヤでした・・・。
「めんどくさい」「せっかくの休みなのに」「なんでこんなにしょっちゅう
行かなきゃいけないのか」
いつもそう思っていました・・・。
妻の実家の裏の土地をいただいて家を建てる時も「自分の家くらい自分の
力で建てるからいい!土地なんかいらん!」と反発しました。
それでもおとうさん、おかあさんはわたしの気持ちが変わるまで
ひたすら辛抱強く待ってくれました。
何年も何年も何年もです・・・。
その頃のことを思い出すと・・・いつも本当に申し訳なく思います。
だから今は・・・出来る限りの恩返しをしたい(と思いながら実際は
未だお世話になりっぱなしですが・・・。)
大きな大きな大きな愛に包まれわたしは支えられ生きています。
いつまでもいつまでも飲み会が続くなか、わたしはそんなことを
思い出していました・・・。
これからも平凡なしあわせを大事にしたい、そんな二日間でした。