古きよき国
- 2013-05-31 19:05:00
先日Lオンズクラブの行事で台湾に行ってまいりました。
台湾のLオンズクラブと姉妹縁組をしていて2年に一回訪問します。
全員で行くわけではないですが、来期会長のワタシはごあいさつに
毎度のことなんですが、向こうの人はいつもスゴイ歓待ぶりです。
初めて会って、もう二度と会わないかもしれないのにいっぱい
おみやげをくれたりするんです。
しかもけっこう高価なものを。
申し訳ないのと、スゴイなという感動で、いつも頭が
下がる思いです。
また今回は以前にLオンズの交換留学で来た台湾の子たちに
会いました
私たちがいたところから新幹線で1時間のところに住んでいるユキちゃん、ヤスちゃん、
ミドリちゃんです。(親しみやすいようにニックネームをもっています)
とくにミドリちゃんは去年ウチにホームステイしてもらい5日間をすごし、
今年の4月にはお父さんと岡山にLオンズの式典に来ました。
ただ残念なことにその10日後くらいにお父さんは心筋梗塞で
亡くなってしまったんです。(まだ52歳でした)
お母さんもミドリちゃんが幼いときに亡くなられているので
21歳にして両親を失ってしまったんです・・・。
しかもまだ3週間そこら前の話しなんです。
どんな顔で会えばいいのか・・・ちょっと戸惑いも
ありました。
でも、本人は相変わらずいつもの笑顔
なにもなかったかのように話し、いっしょに昼ごはん、アイスを
食べ、すっごく大きなお寺に行きました。(観光です)
それは見たこともない幻想的で壮大なお寺でした。
入り口からお堂まで歩いて15分くらいかかります。
いっしょに歩きながら他愛もない話しで盛り上がり
楽しみました。
二人になる瞬間があったので「おとうさんのことはとても残念だったね。」と
言うと「ありがとう。でもわたしの心のなかにいつまでもいます。
大丈夫。」と気丈な返事。
ワタシのほうが泣いてしまいました・・・。
その後もユキちゃん、ヤスちゃんの家に行き、おみやげをいっぱい
いただき、帰りました。
この人たちは私たちが来たことを本当に心から喜んでくれてるな?と
強く感じました。
社交辞令なんかではない、本当に心をこめて「来てくれてうれしい!!」
っていうのが伝わってきます。
いい国だなぁ。
きっと日本も昔はみんなこうだったんじゃないかな。
日本はなにか大事なものを失ってるような気がします。
いくら忙しくても、いくら大変でも、人をトコトン大事にする国。
そんなイメージが台湾にはあります。
あらためて教えられました。
ありがとう、台湾の人たち。
今度は家族で来るね