あの社長のひとこと・・。
7月12〜13日と中小企業家同友会の「第20期経営指針成文化研修会」
最終回が吉備高原でありました。
6ヶ月間、「経営理念」にはじまり「方針」「戦略」「中期・短期計画」
を作っていく講座です。
受講生も経営者や幹部社員、フォロー委員(アドバイスや質問をして
作成のお手伝いをする)も経営者や幹部社員。
同じ立場の人たちが集まり、6ヶ月かけて「経営指針書」を
作っていきます。
作っては直し、作っては直しを繰り返し、各自社の理念を作り
磨きこんでいきます。
大変です・・・。
わたしも13期にわが社の「経営指針書」を作り、それ以来フォロー委員
として参加させていただいております。
最後まで残られた方々のご苦労と気持ちはわかるつもりです。
閉会の前に受講生の方が一人一人挨拶と決意表明をします。
そしてフォロー委員が一人一人受講生に挨拶やお祝いを言います。
わたしが同友会でもっとも尊敬するA社長があいさつされました。
「みなさん、ここまでよく頑張られました。おめでとうございます。
わたしはとても弱い人間でしょっちゅうくじけそうになります。
でもここに来て受講生の方々に厳しい質問や指摘をしますが、
全部それが自分に跳ね返ってきます。
そして乗り越えるパワーをいただいて帰るんです。
ここがなかったらきっと、くじけているでしょう。
みなさんもこれから経営指針書の実践がんばってください。
2年、3年で答えはでません。わたしも7年になりますが
5年ぐらいするとダンダン成果がでてきます。
どうかあきらめずに続けてください。」
ありがとうございます・・。
その言葉、わたしが一番聞きたかった言葉です・・。
今、指針書を作り3年が過ぎました・・。
実践は・・・楽じゃありません・・。
ホント止めたい、と思いながらここまできました。
まだ、はるかかなたですが霧の中にわずかな光が射しているのを見たような
気分でした・・・。
A社長にはいつも心の奥に届くメッセージをいただきます。
それもA社長の生きざまが時々、見えるからでしょうね。
すばらしい人です。
マネはなかなか出来ませんが、いつも尊敬しております。