おばあちゃん
今日は私の妻のおばあちゃんのお話です。
おばあちゃんは昭和3年生まれの満91歳。
2年ぐらい前から少し認知症が入ってきている。
普段はおばあちゃんの娘(妻の叔母)の所で暮らしているが
週に一回は妻のお父さん所に泊まりにくる。
もちろん面倒を見るのはお母さんの役割なんですが。
昨日の夜もお父さん所に来ました。
そんな時は私も少し顔を出してご挨拶。
「おばあちゃん、こんばんわ。元気ですか~?」
おばあちゃん「あ~こんばんわ。元気だよ。」
お母さん「おばあちゃん、この人誰かわかる?」
おばあちゃん「たろうさんじゃろ?わかるよ。」
おばあちゃんはいつも私のことを覚えてくれている。
うれしい・・・。
昨日はみんなで昔の写真を見ていた。
お父さん、お母さんの結婚式の家族写真を見ていた。
「おばあちゃん、これは誰?これは誰?」と聞くが
自分とおじいちゃんと息子(お父さん)以外はわからない。
おばあちゃん「誰じゃったかな~?」
「おばあちゃん、娘じゃが。忘れたらいけんが~。」
「あ~娘かな~。あ~そうか~。」
と言いながらみんなで大笑い。
おばあちゃんも大笑い。
人の顔や今さっき言ったこともすぐ忘れてしまうけど
でもちゃんと会話が出来る。
それも91歳のおばあちゃんにはご愛敬。
話しててとても楽しい。
週に1回の私の楽しいひと時です。
帰るときにはお父さん、お母さんが「たろうちゃん、いつも
のぞいてくれてありがとう。」と言ってくれる。
「いえいえ、ボクはおばあちゃんに会いたいから来てるだけですから。」
元気なときはいつもうちの子供たちの発表会や運動会など必ず楽しみに
してくれて「かわいい。かわいい。」と言いながら、目を細めて
見に来てくれた。
そんなおばあちゃんが私は大好きです。
100歳までがんばって長生きしてください。
それまでには玄孫(やしゃご)の顔が見れるかな・・・。