しあわせってなにげない。
せんじつはお彼岸でしたね。
墓参りには行かれましたか?
わたしは家族で行きました。(妻のほうのご先祖さまのお墓ですが)
実はわが小川家はいろんな風習や慣習にとても弱く、知らなくて
恥ずかしい思いをこれまでもたくさんしてきております。
先日、母に伺ったところ、おじいちゃんがどうも原因のようです。
おじいちゃんは昔、M井物産に勤めていたらしくバリバリの商社マンだった
ようです。
おじいちゃんの実家は実業家でまぁまぁのお金持ちだったらしいんですが
おじいちゃんは後を継がず弟にゆずったそうです。
そして商社マンとして活躍したそうです。
ただ近所の人とのお付き合いをほとんどせずに、どちらかと言えば嫌って
いたようです・・・。
なぜかはわかりませんがお付き合いが「うっとおしかった」ようです。
まぁ、自分と家族の生活が困るようなことはなかったので助けはいらなかった
のかも知れませんが、ほとんど「村八分」だったようです・・。
だから何かにつけていろんな風習等を嫌い「バカらしい」と感じ、
自由に生きてきたようです。
そんな教育を受けた母もあまりそういうことに興味を持たず生きてきてます
から、当然その息子であるわたしもよく知りません。
ただ、妻の家族は違いました。
今時珍しいくらい、そういうことは大事にする家柄のようです。(わたしから
見れば)
最初はわたしも大分反発しました・・・。
どういう意味があるのか一つ一つに理由が欲しかったですし、納得できないこと
も多々ありました・・・。
でも、結婚して10年がすぎ・・・最近少しわかってきたような気がします。
小川家は個人主義、難波家(妻方)は全体主義?です。
どちらにもいいとこ、悪いとこあります。
そう、いいとこがあるんです。
それが少しわかってきました。(たぶん・・。)
みんなで集まるだけでもしあわせ。
なにかを成す訳ではなくても、集まってワイワイ、ガヤガヤ・・・。
こういうしあわせって知らなかったなぁ、なんていまごろ思います。
おじいちゃんがひ孫を見て目を細める姿にしあわせを感じます・・・。
おばあちゃんがひ孫たちの発表会を見た時の驚きや感動を伝えてくれる
ことにしあわせを感じます・・。
家族のまわりの話題でいっぱいです。
しあわせなんて目の前にいっぱいあるよ、っていつも教えてくれます。
これからもいっぱい「なにげない」しあわせを教えてもらおうと
思います・・・。