ギブアップ・・・そして奇跡?
100�ウォーキング続編です。
わたしの足は第7CP(チェックポイント)61キロ地点を過ぎたあたり
で終わっていました・・・。
足の裏がヤケドをしたようにヒリヒリし、歩くのはかなり苦痛でした。
第8CP(67�地点)に着いたときにはジンジン・・・。
しかし時間も朝4時半ごろで残り3時間半で13キロ歩かないといけない・・・。
おのさんと休憩せずにスタート。
足の裏の皮が全部むけているんじゃないのか、ってくらいイタい!!
次のCP(最終CP)まで7キロ。
500Mごとに立ち止まって、休憩。(時間がなーい!)
痛い、痛い、痛ーい!
すっごく痛いのに眠さも出てきた・・・。
あ〜、もうここで止めてしまいたい。
止まりたい・・・。
「おのさん、先に行って。ゆっくり行くわ。」
おのさんも苦しそうだけど・・少しづつ距離が開いていく。
おのさん後ろをチラチラ振り返りながら気にしてくれてる。
泣きそうになりながら最終CPへ到着。
わたし「すいません。もう、歩けません。足が燃えるように痛いんです。」
同友会の仲間のI橋さん、S木さん、おのさんが心配そうに見つめます。
サポーターの人たちもわたしの足を見て・・・考え込んでいます。
I橋さん、S木さん、おのさんに先に行ってもらいます。
テーピングやマッサージをしてくれるサポーターの一人K原さんが
「よし、やってみましょう!」と言ってなにやら30cmの長さのテープを
20本作り、わたしの足首からひざ下までを両足ともグルグル巻きに
しました。
足の裏はすこしだけ巻いただけです。
K原さん「これで杖を2つついて歩いてみてください!」
わたし「ありがとうございます・・・。(これで行けるの?)」
立ち上がり杖を持ち一歩、二歩踏み出しました。
「ん?痛くない。・・・歩ける!」(実際は痛いけど歩ける)
「よ〜〜〜し!行くぞ〜〜!!」
サポーターのみなさん「行ってらっしゃーーい!!ガンバレー!」
あと6キロ、午前6時30分出発です。
残り時間あと1時間30分。
サポーターの人たちの「全員みんなゴールしてもらいたい!」という熱い
想いがわたしの体を動かしました。
つづく