卒業式
きょうはわたしの長女の小学校の卒業式でした。
しかも先生への「謝辞」をお願いします、とのこと・・・。
なんでわたし?と思いながら引き受けてしまい、しかも100%アドリブ。
わが社の社員さんや、同級生のお母さん方からも「たろちゃん号泣じゃろな〜」
と期待され?今日を迎えてしまいました。
きょうはいい天気。
春らしい絶好の卒業式日和。
式は始まり、国家斉唱、卒業証書授与式、校長先生のお祝いの言葉など
滞りなく進んでいきました。
正直私的には泣く場面はありませんでした。
「なんだこのまま終わりか・・・。」ちょっと拍子抜け・・?
最後に子どもたちのことばです。
「ぼくたち!」「わたしたちは!」「今日、卒業しまーす!!」
という例の掛け声みたいなやつです。
運動会・修学旅行・学習発表会といろいろなことがありました、と
言って終わりに近づいた、と思ったその時でした。
「6年生の〜みなさん、ありが〜とう!!」と1年生らしきカワイイ声が。
すると次々と「いつもやさしく助けてくれたおにいさん、おねえさん!」
「毎日、グループ登校でお世話になりましたー!」と今度は在校生の
子どもたちの掛け声でした・・・。
急にセキを切ったように涙が出てきました・・・。
在校生の子どもたちの感謝の言葉と送り出してあげたいという気持ちが
形になって見えるほどの感動でした・・・。
それが終わると間髪入れずに贈りだす「歌」でした・・。
子どもたちの声がまるで天使の声に聞こえたのはわたしだけだったんでしょうか・・。
この歌声も卒業生をやさしく包み込むかのようにでもとても力強く
体育館いっぱいに響き渡っていました・・・。
あ〜あ、ハンカチぐしょぐしょ・・。
わが娘の顔もまともに見れません・・・。
しかしちょっと落ち着いてフッと娘を見てみると・・・娘も泣いて
いました〜!
この後、生徒たちは全員退場し、わたしは先生方に「謝辞」を述べ
ました。
ちょっと緊張して短い謝辞になってしまいました。(保護者のみなさん
すいませんっ!!)
心を込めて贈ってくれた1年生〜5年生のみなさん、この感動はぼくは
一生忘れません・・。
いつまでも、いつまでも大事に心の奥にしまっておきます。
また6年間子どもたちのために一生懸命育ててくださった先生や職員の
方々ありがとうございました。
娘が将来一人でもだれかの役に立つことが一番の恩返しと思い、
これからもともに成長していきたいと思います。
どうかこれからもやさしく見守ってやってください。
忘れられない卒業式になりました・・・。