命のメッセージ
きのうお客さんから電話がありました。
30代半ばの若い二児のお母さんです。
あと・・・1ヶ月の命だそうです・・・。
この2年間病気と闘ってきましたが、芳しくないようです・・。
2年前に「あと半年」とお医者さんに宣告され、きょうまでがんばって
来られました・・・。
「最初病気のことを聞いたときはなんでワタシなの?と思いとても
ショックでした・・。でも、子供達と一日でも長くいっしょに暮らしたい
と思い、つらい治療にも耐えてきました。病気になって、毎日なにごとも
なく平凡に暮らせることがどれだけしあわせで、大事なことか気付く
ことが出来ました。いま、本当に大事なものが何かよくわかるんです。
それをたくさんの人に伝えたいんです。」
そう仰られていました・・・。
このことを書こうか、どうしようか悩みましたが、この方のメッセージを
伝えたい、と思い書きました。
人事ながらわたしにも受け入れられない(受け止められない)現実です。
でも、なにかこの思いを他の人たちにも知ってもらいたいと思いました。
どうかこの若いKさんが発信するメッセージを受け止めてください。
そしてどうかこれからの人生に活かしてください。
それが私にできるわずかなKさんへの気持ちに応えることです。
さいごに彼女はわたしに言いました。
「こんなわたしのためにいつも親切にしてくださってありがとうございます。
いろいろ面倒くさいお願いをして、迷惑をかけます。ごめんなさい。
そしていつもわたしの話しを聞いてくださってありがとうございます。
いつも親身になって聞いてくれるから、ついついおしゃべりになって
しまいました・・。つまらない話しをしてごめんなさい。」
そんなことはありません・・・。
あなたの話しがつまらないのなら、いったいどんな話しが大事な話し
なんでしょう・・・。
奇跡よ、起これ!
奇跡よ、起これ!
そう・・・願うだけです。