夏まつり
8月はじめてのブログになります。
いよいよわたくしの誕生日も近づいてきました。(13日です♪)
8月1日の日、会社は午前中だけ出て、午後から光明園という
ところに行きました。
全国でも有名なハンセン病患者の方を収容している施設で
長島という旧邑久町に位置する小さな島です。
そこには現在も(確か)200名程度の方がいらっしゃいます。
平均年齢はなんと!78歳だそうです。
先日その光明園の園長先生のお話しを聞く機会があり
一度ぜひ施設におじゃまさせていただきたいと思い、
夏まつりがあるというので子どもたちも連れてまいりました。
最初にハンセン病の歴史や、差別や虐待などについての
ビデオやお話しを聞かせていただき、資料館を見せていただき
ました・・・・。
ハンセン病は昔、らい病と呼ばれ顔や手、足がただれたように
なるのですごい差別を受けてきたそうです。
一般の人からは隔離されこの島に連れて来られ、世間との交流を
断絶され(身内や親子も)非人間的な扱いを50年以上にわたり
受けてきたそうです・・・・。
その不条理な法律が廃止になったのもわずか10年前だそうです。
その間に何千人もの方がこの施設で亡くなられ、引き取る身内の
方もないまま、この島に眠られております・・・。
夕方5時になり、いよいよ祭りが始まりました。
たくさんの方々が集まってきました。
カラオケ、踊り、歌謡ショーなどが行われ、みなさんとても
楽しそうでした。
1年に一度、一般の方も含めたくさんの方が来られ、手作りの夜店
も出てにぎわいます。やきそば、やきとうもろこし、お好み焼き、
おでん、アイス・・・・。
子どもたちも大喜び♪・・・・・・・・・・・・。
いよいよ最後のイベントの花火が上がるときが来ました。
1000発の花火が夜空を美しく飾り次々と色を変えきれいな
花が空中に咲くようでした・・・。
あとで聞いた話しなんですが、この花火はここで亡くなられた方々が
生前にコツコツと貯めた貯金を受け取る身寄りもないので、花火に
使ってほしいと残したお金で上げてるそうです・・・・・・・・。
このお祭りを楽しみにされてる施設の方々、職員の人、各種ボランティア
の人、親子連れの人々・・・・・・みんなにその気持ちが明るくきれいで
はかない花火の中に込められていました・・・・・。
きょうも自分がいかに恵まれているのか、幸せなのか、思い知らされ
ました・・・・。
ありがとうございます。
みなさんの気持ちは決して無駄にはしません。
どこかで誰かに役に立つことを・・・・・これからも
真剣に考えたい・・・・・と思いました。
ここで亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り
申し上げます。