小さな食堂
きのうは営業のTくんと玉島に行きました。
お昼休みにお客さまの会社の社員食堂で「保険ショップ」を
出させていただいています。
こちらからは声を掛けず、ひたすらお客さまから声をかけて
いただくのを待ちます。
月に一度行くのですが、なかなかすぐ、ということにはなりませんが
「継続は力なり」を信じてがんばっております。
午後1時に終わり、お昼を食べようと通りがかりの小さな食堂に
入りました。
いろいろ定食とかやってそうなので入ってみました。
テーブルはお好み焼き用のテーブルでした。
ボクはお好み焼きを頼み、Tくんは焼き魚定食です。
するとお店の人がテーブルの鉄板に火を入れてくれたので、「あの、
ボクはお皿でいいので火つけなくていいですよ。」と言ったら
奥にいたおかあさんが「おにいちゃん、鉄板で食べたほうが最後まで
あったかくておいしいよ。」ととってもやさしい笑顔で言って
くれました。
わたしはそれでも(わたしのためだけに)もったいないと思い、
「ありがとうございます。猫舌なんで、いいですよ。」と言いました。
Tくんも「なんか感じいいお店ですね。」ボク「うん。ホントだね。」
お店の中はいろいろプロレスのグッズとか選手のサインとか飾って
ありました。
「おにいちゃん、プロレス好き?」
わたし「すいません、よく知らないんです。」
Tくん「ボクは少しはわかりますよ。」
おかあさんの目が輝き、「プロレスは楽しいよ〜!わたしなんかしょっちゅう
お店閉めて観に行くんよ〜♪東京でも大阪でも行くよ!」
二人「へぇ〜〜!すごいですね〜!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
話しが盛り上がり、おかあさんの話しをずーっと聞いていました。
30年この仕事をしているそうです。
仕事は今はボチボチと言っていましたが、ほとんどが地元のお客さまで
リピーターだそうです。
なるほど。
30年続けていくには、仕事を愛し、お客さまを愛し、趣味を楽しむ。
趣味を満喫するために、仕事を一生懸命がんばる。
とても魅力的なおかあさんでした。
この人に会いたくてお客さんは通ってくるんだ。
「また、必ず来ます!」とおかあさんと約束をし、
とってもいい気分でお店を出ました。
「やっぱりこれがサービスの原点だね!」と帰り道いつまでもTくんと
話しながら帰りました。
次はいつ行こうかな。