暑い朝の再会・・・
きのうは朝から暑い日でした。
わたしは9時前に車で保険会社に向かっていました。
すると・・・いました!
そう、去年お会いしたYさんが道を歩いていました。
Yさんは20歳の頃交通事故が基で脳が陥没するほどの
後遺障害があります。
わたしより2つ年下の45歳。
杖をつき、腕も曲がり足を引きずるようにしてゆっくり
歩いていました。
その顔からは汗が噴出し、汗だくです・・・・。
9時前に中央郵便局前にいたということは、きっと
自宅を出たのはおそらく7時すぎではないかと
思います。
その姿を見た時・・・またまた涙が出てきました。
朝からクーラーの効いた車で「あ~、朝はなんか
体重いな~」とか思いながら運転していたのに
Yさんは車の運転はおろか、歩くのもままならない
ような状態なのに炎天下汗だくでゆっくりと
ゆっくりと歩いているんです・・・・。
何をしていたのかはわかりません・・。
でもこの人はきっと誰かのために動いているんだろうな
と思いました。
前に天満屋の地下であったときも障害者の方の絵画展を
開いていました。
あくまでわたしの想像ですが、きっとYさんは朝早くから
夜遅くまで自分の出来ることを一生懸命されてるんだろうな
と思いました。
失礼な言い方かもしれませんが、重度の障害をもった姿で人前
に出るだけでもきっとすごく勇気のいることなのに
この人は人前に出続けています・・・。
夏の暑い日も冬の凍える日も全身障害のある身体を
引きずって動き回っています。
またまた気づかされました・・・・。
自分のだらしなさを。
自分のしあわせを。
Yさんにはぜったいに勝てないけど、もっともっと
時間を大切にしよう。
もっともっと出来ることをがんばろう。
それがきっと自分に与えられた使命なんだから。
そのために与えられた体なんだから。
Yさんありがとうございます。
楽なほうに行こうとしている自分にいつも気づかせて
いただいて。
ぜひまたゆっくりお話しがしたいな。
会ってお礼を言わせてください。