根性の人
先週津山のライオンズクラブの30周年の式典、祝賀会がありました。
わたくしは岡山西クラブの会長として出席しました。
わがクラブからはもう一人参加いただきました。
ライオンズクラブは5年毎に「記念式典」を行います。
その年は各クラブに声をかけ大変です。
今回の津山のクラブでも約20クラブ、130人くらいの方をお呼びしてました。
行くのも大変ですが、呼ぶのはもっと大変
朝10時から始まり終わったのが午後2時です。
30周年の大会委員長の方がたまたま横におられました。
いよいよ終わるという時でした。
「あ~、無事終わった~」と安堵の一声をあげました。
ワタシ「おつかれさまでした~。大変でしたね。」
いろいろ雑談をしているなかその方(70代くらい)が
「ワシは腕相撲はけっこう強いヨ!そうそう負けたことないよ。握ってみ。」
と差し出したその右手は・・・。
親指と人差し指しかない・・・・。
ワタシの右手をグッと掴み力を込める。
「どうじゃ?なかなか強かろう?」
ワタシ「ええ・・・。ど、どうされたんですか、指は・・・。」
「ワシは石材屋で若いときにはさんでの~とばしてしもうた。」
ワタシ「そうなんですか・・・。災難でしたね。」
「ま、おかげで根性だけはだれにも負けんつもりじゃ!」とにこやかに答えました。
指を失った日から4日後には仕事をしたそうです・・・。
いろんなイヤな想いもしてきたでしょう。
くやしい想いもいっぱいしてきたでしょう。
仕事が大変な時もきっと何度も乗り越えてこられたんでしょう。
強い人です・・・。
やはり困難を乗り越えてきた人には説得力があります。
いい人に出会えました。
ワタシはとうていマネは出来ないけど、でも、ガンバロ。
もっともっとガンバロ。
まだまだがんばれる。
勇気をいっぱいいただきました。
そんな強い人や素晴らしい人に出会える自分は幸運です。
これからもいっぱい素晴らしい人に会えますように・・・。