小さな母親・・・
おとといの夜、ショッキングな電話がありました・・・。
わたくしが大変お世話になっている方のお子さまが亡くなられました。
享年43歳です。
奥さんと中2と小6のお子さんがいらっしゃいます・・。
昨年より精神的にちょっと調子をくずし1ヶ月強入院されておりました。
だいぶ良くなり、会社にも復帰されたと聞いておりました。
息子さんは、その方の家から車で10分ほどのところに住まれているので毎日通い、病院に連れて行ったり、(お嫁さんの)お手伝いをしたりして支えて来られてました。
時々お会いしてお話しすると、「まぁ、人生いろんなことがあるから。
わたしも夫(3年前に亡くなられた)では若い時に相当苦労させられたから、
少々ではどうってことないから心配しなくても大丈夫よ。」といつもそう
おっしゃっておられました。
強い人だな?、と尊敬してました。
1ヶ月ほど前に息子さんの調子がまた悪くなってきたようです。
病院には通われていたそうですが・・・。
今週、日曜日の日、家族がちょっとの間、目を離した隙に独り車に乗って
家を出て・・・自ら命を・・・。
きのう家に伺いました・・。
その方と、お子さんのお嫁さんがいらっしゃいました。
「小川さん、ごめんなさいね。ご迷惑かけます。ほんと・・・わたしも・・
なにがなんだか・・・・。」
掛ける言葉が見つかりませんでした・・・。
「お寺さんにいろいろ相談に乗っていただき、やっと少し気持ちが落ち着いた
ところです・・。あまり、思い過ぎると本人が成仏出来なくなるから・・・
思いすぎてはいけないよ、と言われて。早く・・・おとうさんのいる天国へ
・・・行かせてあげなきゃ。」ちいさな肩を落とし、しぼり出すように
言われました・・。
お嫁さんも相当動揺されてるんでしょう。「保険の引き落としを止めないと。
本人はもう亡くなったから。早く止めてください。」お義母さんのほうが
「それよりもあなたたちに出る保険金の請求をしなきゃ。これからの生活が
あるんだから。遠慮せずにちゃんと聞きなさいよ。」
お義母さん、かなりつらいはずです・・。言い方は悪いですが、息子さんと一緒に生活をしていたお嫁さんを責めたくもなると思います。あなたが付いていながら・・・
という気持ちがあっても無理ないはずです。なのに、なのに・・・人を責めず
思いやる・・・。
わたしは号泣してしまいました・・・。
帰るごあいさつをして、車に乗り出ようとした時、裏口から走って出てきて、
誘導してくださいました。(もう、いいですよ)
「失礼します!」・・・それ以上なにも言えず・・・バックミラーを見ると、いつまでも佇んでおられました・・・。
小さなその母親の姿が目に焼きつきます・・・。
あなたは人にやさしすぎます!もっと、もっと誰かを責めたって・・・。
でも、だからこそ、わたしも心からあなたのことが好きなんです・・。
どうか、今までと変わらないあなたでいてください。
わたしのことを息子と呼んでくれたおかあさん。
わたしでは役不足でしょうが、出来の悪い息子がまた遊びにいきます。
どうか早く元気になってください。
わたくしが大変お世話になっている方のお子さまが亡くなられました。
享年43歳です。
奥さんと中2と小6のお子さんがいらっしゃいます・・。
昨年より精神的にちょっと調子をくずし1ヶ月強入院されておりました。
だいぶ良くなり、会社にも復帰されたと聞いておりました。
息子さんは、その方の家から車で10分ほどのところに住まれているので毎日通い、病院に連れて行ったり、(お嫁さんの)お手伝いをしたりして支えて来られてました。
時々お会いしてお話しすると、「まぁ、人生いろんなことがあるから。
わたしも夫(3年前に亡くなられた)では若い時に相当苦労させられたから、
少々ではどうってことないから心配しなくても大丈夫よ。」といつもそう
おっしゃっておられました。
強い人だな?、と尊敬してました。
1ヶ月ほど前に息子さんの調子がまた悪くなってきたようです。
病院には通われていたそうですが・・・。
今週、日曜日の日、家族がちょっとの間、目を離した隙に独り車に乗って
家を出て・・・自ら命を・・・。
きのう家に伺いました・・。
その方と、お子さんのお嫁さんがいらっしゃいました。
「小川さん、ごめんなさいね。ご迷惑かけます。ほんと・・・わたしも・・
なにがなんだか・・・・。」
掛ける言葉が見つかりませんでした・・・。
「お寺さんにいろいろ相談に乗っていただき、やっと少し気持ちが落ち着いた
ところです・・。あまり、思い過ぎると本人が成仏出来なくなるから・・・
思いすぎてはいけないよ、と言われて。早く・・・おとうさんのいる天国へ
・・・行かせてあげなきゃ。」ちいさな肩を落とし、しぼり出すように
言われました・・。
お嫁さんも相当動揺されてるんでしょう。「保険の引き落としを止めないと。
本人はもう亡くなったから。早く止めてください。」お義母さんのほうが
「それよりもあなたたちに出る保険金の請求をしなきゃ。これからの生活が
あるんだから。遠慮せずにちゃんと聞きなさいよ。」
お義母さん、かなりつらいはずです・・。言い方は悪いですが、息子さんと一緒に生活をしていたお嫁さんを責めたくもなると思います。あなたが付いていながら・・・
という気持ちがあっても無理ないはずです。なのに、なのに・・・人を責めず
思いやる・・・。
わたしは号泣してしまいました・・・。
帰るごあいさつをして、車に乗り出ようとした時、裏口から走って出てきて、
誘導してくださいました。(もう、いいですよ)
「失礼します!」・・・それ以上なにも言えず・・・バックミラーを見ると、いつまでも佇んでおられました・・・。
小さなその母親の姿が目に焼きつきます・・・。
あなたは人にやさしすぎます!もっと、もっと誰かを責めたって・・・。
でも、だからこそ、わたしも心からあなたのことが好きなんです・・。
どうか、今までと変わらないあなたでいてください。
わたしのことを息子と呼んでくれたおかあさん。
わたしでは役不足でしょうが、出来の悪い息子がまた遊びにいきます。
どうか早く元気になってください。