3年フォロー

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  • 2019-11-21 19:12:19

ウチの会社では契約3年経ったお客様にに会いに行っている。

 

普段なかなかキッカケがないとお客様に会いに行くのは

 

難しかったりする。

 

なので、3年経ったお客様に加入いただいた内容の再確認や、お客様の

 

家庭環境の変化などを伺いに行くことにしている。

 

 

今日は3年前に加入いただいた奥さんがカラオケチャンピオンだ。

 

部屋には沢山のカラオケ大会の優勝カップがならんでいる。

 

とても活発で元気な77歳である。

 

ご主人は逆にとても温厚そうな寡黙な感じの人だ。

 

色々と楽しい話を聞かせていただいたが、奥さんが「わたしも

 

もう少し怒りっぽいとこが治ればね~」と。

 

うん、うん、わかりますよ。

 

合う人にはとことん情が深いけど、合わない人には合わないって

 

言っちゃうんですよね。

 

 

お子さまの話になった時「わたしはね、息子2人いるけど長男は勘当、

 

次男の三番目(二回離婚)の嫁はキライなのよ。だから、孫の顔も

 

見たことないの。」

 

そうなんですか・・・。

 

とても明るくてサバサバしてるけど、きっと人の何倍も涙を流し

 

人の何倍もツライ経験をしてこられたんですね・・・。

 

だからこそそんなに前向きなんですね・・。

 

今でも次男さんの二番目のお嫁さんは一人で遊びに来るという。

 

二人で時々ごはんを食べたり遊びに行ったりするらしい。

 

スゴイな、この人。

 

本当は心がとってもやさしくて、傷つきやすい。

 

好きな人には心から愛情をかけれる人なんだ。

 

きっとかわいくて、かわいくて、かわいくて、かわいい

 

息子さんたちに会えないことを少しだけ後悔してる様子・・・。

 

いつかみんなで笑って会えるといいですね。

 

ボクも心からお祈りしています。

 

とても大好きなお客様だから・・・。

 

 

 

 

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持ちつ持たれつ

  • 2019-09-30 18:28:47

先日妻のお父さんの親友が亡くなられた。

 

享年71歳。

 

まだまだ若い・・。

 

同じ町内に住みお父さんとは幼稚園からの

 

竹馬の友。

 

生涯独身を通したTさんはほんのわずか身内が

 

近所にいる。

 

ただ、妻のお父さんとは何かにつけて一緒に

 

食事をしたり、飲み会をしたりと親交を

 

あたためてきました。

 

また同じ町内でのイベントが年に何度かあり、色々と

 

お世話になっている。

 

子供みこしの時には牛乳屋のTさんは町内のために

 

飲み物の準備をしてくださり、子供もいないのに

 

いつもお神輿には参加して地域の子供たちと

 

触れ合って来られました。

 

ウチの子供たちはお年玉をもらったり、入学祝など

 

お祝いごとには色々とお世話になってきました。

 

それもこれも妻のお父さんとTさんとの長い長い

 

お付き合いがあるからこそです。

 

毎年クリスマスには妻の実家でクリスマスパーティー

 

を開きます。

 

Tさんもいつも来て家族同然に一緒に過ごす。

 

Tさんはいつもボクに「太郎くん、ワシとオヤジ(妻の)は

 

長~い腐れ縁じゃ。兄弟のようにともに育って

 

来たんじゃ。お互い持ちつ持たれつじゃからな。これからも

 

よろしゅう頼むで」としみじみと言われてました。

 

Tさんの亡骸を見ながらそのことを思い出すと

 

涙があふれてくる・・・。

 

妻のお父さんはあまり表情には出さないがきっと

 

兄弟を失ったような気持ちにちがいない。

 

本当に仲のいい二人だったから。

 

自分に置き換えて考えると、果たしてそこまでの

 

付き合いをしている友がいるのか・・・。

 

いない。

 

そう、そんな友達ってなかなかいないんですよ。

 

妻のお父さん、お母さん、小川家、妻の妹家族たちで

 

しずかに最後のお見送りをしました・・・。

 

Tさんの親戚の人はあまり人は呼びたくないとの

 

ことで、ひっそりとした葬儀でした。

 

最後まで目立つこともなく旅立たれたTさん。

 

でも私たちはあなたのことはいつまでも

 

忘れません。

 

みんなの中に大事な思い出として大切に

 

しまっておきます。

 

どうぞ安らかに眠ってください。

 

みんなをいつまでもあたたかく見守って

 

ください。

 

心より生前のご厚情に対してお礼申し上げます・・。

 

 

 

 

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高齢者

  • 2019-09-04 17:55:45

長い間、保険にご加入いただいているTさん84歳。

 

奥さまも84歳。

 

去年余命6ヶ月と宣告され保険金のお支払いをさせて

 

いただきました。

 

と、つい先日電話がありました。

 

ドキドキしながら出ると、「小川さん、ちょっと家に来てくれますか?」

 

と意外と元気そう。(ホッ)

 

 

翌日お家に行くと奥さまもいらっしゃいました。

 

「小川さん、私はいまがんの治療はもうしてないんです。痛み止め

 

の薬だけもらってます。いつまで生きれるかな。」

 

見た目はまだまだしっかりされてる感じなので少しホッと

 

しましたが・・。

 

Tさんは「今のうちに受取人を娘に変えとこうと思って連絡したんです。」

 

ワタシ「わかりました。あと契約者も奥さんに変更しておいた方が

 

いいですね。」

 

Tさん「よろしくお願いします。」

 

Tさんは耳が遠いけど、字はちゃんと書けます。

 

問題は奥さま。

 

奥さまはリュウマチかなにかで指が曲がってしまってて、うまく

 

ペンが持てないし字を書くのもむずかしい・・・。

 

指にペンをはさみ、ゆっくり、ゆっくりと震えるように書かれます・・・・。

 

足も不自由で無理な姿勢で布団の上で一生懸命書いて

 

いただきました。

 

わたしは・・・・その姿を見ながら涙がこみ上げてくる。

 

こんなに不自由なのに「自署」しなけりゃいけないのか?

 

ご主人が書いてあげてもいいんじゃないのか・・。

 

たしかにご本人の意思確認の証跡として自署はわかるのだが

 

こんなに苦労して書いている姿を見るのはとても

 

忍びない・・・。

 

お二人とも体が不自由な者どうしで肩を寄せ合い

 

暮されています・・・。

 

でも、誰にでも訪れる現実なんですね。

 

私が帰る時にはお二人とも深々と頭を下げて「わざわざ遠いところ来て

 

いただいて、ありがとうございます。気をつけて帰ってくださいね。」

 

そんなにご不自由なお体でなお私のことを気遣ってくださり

 

胸が熱くなる思いです。

 

 

私は目が見えます。

 

耳も聞こえます。

 

歩くことができます。

 

しゃべれます。

 

車の運転も出来ます。

 

当たり前だと思うことは当たり前ではない。

 

誰かの役に立つために私は生かされているんだ。

 

そんな風に思いました。

 

人より出来ることがあるのなら、困っている人、私を必要としている人

 

のためにその力を使いたい。

 

ウチのお客様もそんな人がいっぱい増えています・・・。

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92歳のお誕生日

  • 2019-08-19 19:11:58

今年もお盆休みに妻のお母さんの親戚のお宅に行きました。

 

毎年毎年おんなじことをかいているかも知れませんが

 

そこで親戚が集まり下は2歳から上は70代まで。

 

BBQで1年に一度の集いです。

 

 

翌日は妻のお母さんが長年母親のように慕っている

 

おばあちゃんの所に行きました。

 

妻のお父さん、お母さん、わたしの家族、妻の妹家族、総勢13名で

 

伺いました。

 

そしていつもとっても美味しい中華料理屋さんでおばあちゃんにごちそう

 

していただきます。

 

8月はワタシとおばあちゃんの誕生月。

 

そこでいつもお祝いをしてもらいます。

 

おばあちゃんは今年ナント92歳です!

 

いまも一人暮らしをしています!

 

とても元気ですし、92歳には見えません。

 

おばあちゃんと亡くなったおじいちゃんの間には子供が

 

いなかったので妻のお母さんを若い頃は養女にしたかった

 

ようです。

 

 

おばあちゃんとお母さんが出会ったのは50年近く前らしいです!

 

たまたま電車の中で隣同士に座り話が弾み、我が子のように

 

かわいがられ、今では子供や孫まで連れて毎年行くような

 

仲なんです。

 

でもわかります。

 

妻のお母さんは縁をとっても大事にする人。

 

そしておばあちゃんもやはり人を大事にする人。

 

ただの偶然が元ですごい縁になっています。

 

でも二人は出会うべくして出会い、お互いを大事に想い絆を

 

深めてこられたんです。

 

私たちも毎年写真を撮り色紙に誕生メッセージをみんなで書いて

 

渡します。

 

その色紙や写真が私の宝物や、と言って大事に取って

 

くれています。

 

今までの手紙も全て取られているんです。

 

おばあちゃん「来年もまた来てや。みんなに会うのが私の

 

生きがいや。みんなに会うと元気でるんや。」

 

ありがとうございます。

 

ぼくたちもおばあちゃんに会うとなにが大事なのか

 

教えられます。

 

みんなのメッセージには「おばあちゃん100歳まで元気で

 

いてね!いつもありがとう」と書かれています。

 

1年でも長くこのご縁が続きますように、とおばあちゃんに手を

 

振り今年も別れました。

 

今年も本当に大事な宝物を持って

 

帰ります・・・。

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盲導犬授業

  • 2019-07-11 11:35:15

先日、ライオンズクラブの活動で岡山市内の小学校

 

に盲導犬の授業に行きました。

 

中国地方、四国地方に唯一ある島根県から日本盲導犬協会訓練センター

 

指導員の方をお呼びして出前授業を行いました。

 

 

3日間で6つの小学校で行いました。

 

私もそのうちの一つに参加しました。

 

小学校4年生が対象です。

 

子供たちも盲導犬のロッシーくんを見てワクワク💛

 

二時間使って色んな話や体験をしてもらいます。

 

目隠しをして白杖(はくじょう)を持って障害物を

 

避けたり、目隠しで人の肩につかまり誘導してもらう

 

訓練をしたり。

 

 

盲導犬って岡山県にそもそも16頭しかいないんです。

 

まず、出会うことはないんです。

 

でも目の不自由な人って全国で31万人いるそうです。

 

(推定ですが)岡山でも6000人はいる計算です。

 

だから、盲導犬というよりも目の不自由な人への理解と

 

どうやってそういう人たちを助けてあげるかという

 

授業でした。

 

もちろん、ロッシーくんと一緒に歩行する体験も

 

ありました(^^)

 

子供たちはみんな一生懸命ノートに盲導犬協会の人のお話を

 

書きとっていました。

 

我々大人はなかなか素直に困った人を助ける行動が

 

とれませんが、きっとここにいる子供たちは

 

躊躇なく出来るだろうな。

 

本当に意義ある授業でした。

 

大人を教育するより、子供たちに教育するのって

 

とても大事ですね。

 

色んな障害や不自由な生活をしている人たちに

 

やさしい社会になってほしいですね

 

盲導犬協会のTさん、島根県からわざわざお越しいただきありがとう

 

ございました。

 

これからも末永よろしくお願いいたします。

 

 

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