恩師

恩師

  • 2018-03-05 11:56:56

先日広島に出張がありました。

 

せっかくなので私の高校時代の恩師を訪ねてみました。

 

あまり書きたくはないのですが高校時代の私は反抗期で

 

荒れていました(汗)

 

校則も無視、先生も無視、友達もほぼ0。

 

成績も赤点だらけで毎年進級出来るかどうかわからない

 

状態・・・。

 

いつやめてもなんの未練もない高校、高校時代でした。

 

そんな私なのになぜか私のことを唯一気に掛け続けてくれた先生が

 

一人いました。

 

物理の先生なのに、いつもジャージ姿で体育の先生のような

 

格好をして、なんか風変わりで不真面目な感じの先生でしたが

 

生徒には人気のある先生です。

 

逆に先生連中の間では人気なかった様です・・。

 

この先生がいたからこそ私は卒業出来ました。

 

2年生、3年生の担任をしてくれたのも、今思えばN先生しか

 

受けてくれる先生がいなかったか、積極的に受けてくださったか

 

どっちかだったんだな・・・。

 

「太郎にはこんなしょうもない学校のワクには収まらんだけじゃ。

 

人一倍元気がええんじゃ。(荒れて悪かったんです・・。)」と言って

 

私のことを信じ続けてくれました。

 

校長先生や他の先生たちとだいぶ闘ったようです。

 

腐ったミカンはさっさと捨てろと。

 

腐ったミカンをかばうなと・・・。

 

そんな先生は出世はしませんでした・・・。

 

昔TVで流行った「金八先生」のような先生でした。

 

本当にこんな先生がいるんですよね。

 

めったにいないと思うけど。

 

そんなめったにいない先生に出会えてなかったら、私の人生はきっと

 

大きく変わっていたと思います。

 

そんなN先生、数年前に起きた広島の土砂災害に巻き込まれ

 

家を失ってしまいました。

 

長くなったので・・・つづく

 

 

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初詣

  • 2018-01-09 17:20:46

2018年も明けました。

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

年末年始は恒例の家族でスキーに行きました。

 

小1の息子たっくんも今年は去年より少し上達しました。

 

1月3日に我が家は初もうでに近所の吉備津神社に行きました。

 

長女は年始は吉備津神社で巫女のバイトをしています。

 

かなり忙しいようです。

 

長女の働きっぷりをチラ見しつつ、お参りしました。

 

学業成就の神様の所には沢山の絵馬が掛けてあります。

 

「志望校に合格できますように」とか「資格試験合格します

 

ように」とか、小さい子でしょうか「頭がよくなりますように」など

 

カワイイお願いもあります。(笑)

 

そんな中、ワタシの目を引いたのは「がんがなくなりますように」という

 

絵馬でした。

 

自分の名前も川という字以外ひらがなで書かれていました。

 

きっとワタシの息子と同い年か一つ下ぐらいでしょう。

 

学業の神様にお願いするのはどうかと思いますが、

 

胸の詰まるお願いでした・・・。

 

学校にいく。

 

友達と遊ぶ。

 

家族で過ごす。

 

自転車に乗る。

 

ゲームをする。

 

6~7歳の子供なら誰もが当たり前にしていること。

 

それが当たり前でなくなる。

 

当たり前のことが出来ることを心より願う。

 

そんな病気と戦っている子供がいるんです。

 

人は今できることに感謝せずに「もっと、もっと」と望んで

 

しまいます。

 

でも、今出来ることに感謝をすることってとても大事

 

なんですね。

 

今年の初もうでは今ある幸せに「ありがとうございます」と手を

 

合わせて帰りました。

 

「何気ない日常」は「かけがえのない日常」

 

そのことに気づかせてくれたがんと戦っている子供さんに

 

感謝です。

 

「必ず、必ず、必ず、良くなってね。心より応援してます。」

 

おじさんに気づかせてくれてありがとう。

 

 

 

 

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オーネスト

  • 2017-12-19 17:52:20

先日また一人惜しい方が亡くなられました・・・。

 

享年67歳。

 

ログハウスの工務店の経営者の方です。

 

中小企業家同友会で出逢い、一緒に経営の勉強をし、

 

実践をし、相談をし、共に汗をかいてきた仲間

 

でした。

 

お酒が大好きな方で夜も元気!

 

いつもニコニコ、笑顔が素敵でした。

 

真面目で穏やかで前向きな方でした。

 

この人の周りには楽しい仲間がいつも沢山集まって

 

きました。

 

最近私のほうがあまり同友会に参加していなかったのでご無沙汰

 

していましたが、同じ仲間のMさんが声を掛けてくれました。

 

「小川さん、N井さんが病気を患って大変だけど、少し元気になったから

 

みんなと食事に行きたいと言ってるから行こう」と誘われました。

 

そうか、よかった、元気になったんだ。

 

二か月前みんなで食事に行きました。

 

その時のN井さんは瘦せていたけど元気そうでした。

 

それが、まさか、亡くなられたなんて・・・。

 

亡くなるちょっと前まで元気だったそうです。

 

本人もしかして亡くなったってわかってないんじゃないか・・。

 

そんなのんきなひょうきんな方でした。

 

一緒にいるとこっちまで笑顔になる。

 

さびしいです。

 

本当にさびしいです。

 

最後に見たあなたの顔。

 

泣けました。

 

安らかな安らかなお顔でした・・・。

 

一生懸命生き切った人の顔でした。

 

今ごろ天国でもニコニコしながら酒盛りを開いているでしょうね。

 

いつか私もそちらに行きますが、あなたがいてくれるならきっと

 

さびしくないです。

 

今まで本当に沢山の事を教えてくださり、

 

ありがとうございました。

 

ゆっくりお休みください。

 

また・・・会いましょう。

 

 

 

 

 

 

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墓参り

  • 2017-12-11 16:22:56

先日、東京に行きました。

 

妻と子供たちは「嵐」のコンサートへ。

 

私は弟と食事に。

 

翌日は家族みんなで私の父の墓へ行きました。

 

7年ぶりだったようです。(汗)

 

父の弟、次男、三男の人と一緒に行きました。

 

私の父は私が3歳の時他界してしまいました。

 

働きすぎ、過労死ですね。

 

日本が高度経済成長の時に父は火の玉のように

 

働いていたようです。

 

勤め人をしながらアパート経営、写真屋、本屋、学習塾など

 

多岐に渡ってビジネスをやっていたようです。

 

次男、三男の人たちも父が学費を払って大学に行かせたそうです。

 

そんな猛烈な父はわずか34歳でこの世を去りました。

 

私が3歳、弟が11か月でした。

 

母の言い分なので詳しくはわかりませんが、父の父(私から言うとおじいちゃん)

 

に父の死後追い出され、私たち3人は母の実家の広島に帰りました。

 

その後、母は再婚して私たちを育ててくれました。

 

母は今でも父方の親戚には会いたくないようで

 

私と妻と子供たちで行きました。

 

次男さん、三男さんはよくしてくれます。

 

二人とも「兄貴にはすごく世話になった」と口をそろえて

 

言われてました。

 

また「おっかない兄貴だった」とも・・・。

 

さらに「太郎のことはめちゃくちゃかわいがっていたぞ!」と。

 

「もうお前のことがかわいくてしょうがなかったんだから」

 

少しだけ父親のこと覚えてます。

 

遊園地によく連れていってくれたこと。

 

あと、病院に行ったこと。

 

父親が亡くなって骨を拾ったこと。

 

父の弟さんたちに色んなことを聞けてよかった。

 

自分では父の存在をほぼ全く意識したことなかったけど

 

色々話を聞けてなにか自分のルーツに近づけた気がしました。

 

父がいなければ私はこの世に存在していない。

 

そして私の子供たちも。

 

たまにしか行けないかもしれませんが、また必ず来ます。

 

父と触れる旅。

 

私のもとに帰る旅。

 

弟さんたちが父の分までいつまでも元気でいて欲しい

 

と思いました。

 

ありがとうございました。

 

 

 

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3回忌

  • 2017-10-30 16:58:28

先日妻のおじいちゃんの法事がありました。

 

2年前に享年90歳で亡くなったおじいちゃん。

 

生前は色々お世話になりました。

 

お花と畑が大好きだったおじいちゃん。

 

朝早くから我が家の裏にある畑に来て、耕したり、

 

水を撒いたり、消毒をしたり、草抜きをしたりと

 

せっせと励まれてました。

 

夏の暑い日も冬の寒い日もいつも来てました。

 

ワタシが声を掛けるとうれしそうな顔で話しかけてくれた。

 

なるべくウチの子供たちにも顔を出させてあいさつを

 

させてました。

 

その時のおじいちゃんのうれしそうな顔。

 

忘れられません・・・。

 

晩年は寝たきりになり、なかなか会う機会も減って

 

しまいました。

 

おじいちゃんがいなくなって一番変ったのは

 

裏の畑です。

 

いつもきれいにしてた畑と庭でしたが、けっこう雑草が

 

生えてしまってます。

 

ボクがきれいにしてあげたらいいんですが

 

なかなか・・・。

 

おじいちゃん、ホントにスゴイ人だったんだ。

 

あらためて思います。

 

口数は少なくて、口はちょっと悪いけど、とてもやさしかった

 

おじいちゃん。

 

身内にはつい余計な一言を言って怒られるおじいちゃん。

 

でも誰よりもみんなのこと、家のことを考えていた

 

おじいちゃん。

 

ボクにはそっと教えてくれましたネ。

 

妻のお父さんも「いなくなってわかる偉大さ」について

 

語ってましたよ。

 

今おじいちゃんの築いてきた家や家族は間違いなく

 

引き継がれていますよ。

 

安心してください。

 

みんな幸せです。

 

 

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