富士山の研修

富士山の研修

  • 2012-06-04 12:06:00

 先々週は富士山の近くに行き研修を受けてきました。

4日間。

ケイタイ電話も取り上げられ、ミッチリと・・・。

研修の内容についてはちょっと触れられませんが、今までに
ない研修。

ま、簡単に言うと「感性」をみがく研修。

今の世の中「情報」があふれ、「情報」に振り回されすぎ。

自分が自分らしく生きるために必要なものは「情報」では
ない。
「感性」が大事。

そんな研修でした。

みなさんは「感性」を磨くため、なにかをしていますか?

座禅や瞑想なんかもその一つらしいですヨ。

とてもいい研修でした

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だれかのために。

  • 2012-05-21 09:05:00

 先週土曜日に岡山県中小企業家同友会の総会がありました。

200名を超える方々が参加されました。

最初に分科会という勉強会がありました。
経営指針・社員教育・地域づくり・障害者問題と4つのテーマがあり
わたしは障害者問題の分科会に入りました。

大阪のシステム会社の社長と社員さんが発表されました。
この会社の社員さん7名中5名が障害を持った方々だそうです!
(失礼ながら)え~、それで会社成り立つの?というのが
正直な感想でした。

話しを聞いてみると、「障害者であろうと、なかろうと能力で判断させて
もらってます。もちろん、健常者の方とはちがうサポートや援助は
必要になります。今日はウチの社員を連れてきましたので直接
話しをしてもらうので聞いてください。」と言って社員さんに
バトンタッチ。

社員のFさん、18歳で事故で頚椎損傷となり胸から下が麻痺、
車イスに乗られてきました。
紆余曲折を経て、Fさんの想いは「引き篭もりには
なりたくない」でした。
社会との接点を持ち、自分なりに人とつながっていたいという
想いでした。
ひょんな縁から社長のOさんと出会い必死に採用をお願い
します。
O社長、その時が起業してから一番キツイ時期だったと
言われました。
でも、Fさんの熱い想いに動かされ採用したそうです。

Fさんは「会社のお荷物になりたくない。働く場所を失いたくない。」
という想いで一生懸命働いたそうです。

O社長は言います。
「このFくん、働いてもらってわかったんやけど、メッチャクチャ
優秀なんですワ。ビックリしましたワ!」

さらに「それと仕事終わって一緒に食事して飲みにも行くんですが
彼の仕事に対する姿勢や想いがわたしにとって、とても勉強に
なるんですワ。生活のために彼は障害者ですから働く必要は
なかったんです。でも、その彼が示してくれた働く意味や
喜び、これがわたしには何よりも彼を採用して勉強させて
もらいました。」

なんという素晴らしい関係なんだろう・・・。
相手の弱いところには手を差し伸べ、いいところを心から
尊敬し認めていく。

これは障害者の問題ではない、われわれみんなの問題だ。
健常者であろうと、障害者であろうと、相手を認め尊重する
ところからその絆が生まれる。

そんなことを教えていただいた分科会でした。

また、当たり前に歩けること、しゃべれること、書けること、笑える
こと、泣けること、当たり前じゃないじゃん!!
しあわせに気づかないしあわせものです。

また強い人に会えました。

ボクももう少しだけ強い人をめざそう。

だれかに少しだけ恩返しをするために・・・・。

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スペシャリスト

  • 2012-05-02 17:05:00

先週お客さんのレストランに保険の申込みに行きました。

するとどこかで見た人が座っている。

ワタシ「こんにちは、お久しぶりです」
Mさん「どーも・・・。」

あまりハデなリアクションのないMさん。

でもこの人スゴイんです。
かなり特殊な技術をもっているらしく1本15万円もするメガネを作って
います!
しかも全国から新幹線に乗って購入しにくるらしい・・・。
15万円と言っても「高級ブランドメガネ」ではなく
本来の視力機能にすごい技術を持っているようです。

今では東京や海外にもお店を出し月の半分は岡山から
出ているそうです。
東京のお店では有名人、芸能人、政治家などの人たちで
半年先まで予約でいっぱいだそうです!!(うらやましい)

一人でやっているので代わりの人はいません。
人を育てたいとも思うが、器が小さいので人が信用できないと
言われます。
技術だけ身につけて独立されたら元も子もないと。

そんなうらやましいMさん。
26歳で「ディスカウントメガネ屋」として独立。
最初の3年は面白いように売れたそうです。

その後大手がディスカウントメガネ参入。
その年、売り上げは半分に。
次の年は半分の半分に・・・。

さすがにそれだけでは食べられなくなり、夜お店を閉めてからコンビニや
工事現場で朝までアルバイトをしてたそうです。

そんな中、お店に来たお客さんにいかに満足してもらいながら高額なメガネ
を買ってもらうか真剣に考えたそうです。
そして今の技術にたどり着いたと言います。
それでも10年はアルバイトなしでは食べられなかったそうです・・・。
「10年で20日間しか休めなかった」と言います。

「ここ2~3年ですよ、まぁまぁうまくいきだしたのは」とMさん。

やっぱり・・スゴイ苦労してこられてるんだ・・。
いきなりウマクいったわけじゃない。
いや、ウマクいかなかったから、仕方なかったんだ。
苦し紛れで身に付いた特殊技術。

「人間万事塞翁が馬」(さいおうがうま)と言うけど
苦労したものにしか得られないものって
あるんですね・・・。

一緒にそこで食事をし静かにお店に帰って行きました。
レストランのオーナー「あの人大人しい人だと思っていたけど
けっこうしゃべるんだネ」

そう、いっぱいしゃべってくれました。

Mさんいいお話しをありがとう。
Mさんの高いメガネ、ボクには買えないけど
またお話し聞かせてください。

とても勉強になりました。




 

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若き経営者のおもい

  • 2012-04-13 14:04:00

 人生いろいろですね。

先日、中小企業家同友会の会員さんのOさんとミニ例会の打ち合わせで
お話しを聞きました。

Oさんは現在29歳。

小学校6年生で父親(54歳)が病死され、母親が会社を継がれた
そうです。

Oさんは中学校を卒業したら働きたかったと言われたので
「えっ?Oさん不良少年だったの?」とワタシが聞くと
笑いながら「いえ、ちがいます。母がすごく苦労してる姿を
見ていたので早く楽にしてあげたかったんです・・・。」

すみません、そんな人が今の時代にもいるなんて・・・。

大学まで進みましたが、経営が苦しくお母さんのお願いで2年生で中退され
大手の取引先に修行に行きます。

その後自社に帰ってきましたが一昨年の10月にそのお母さんも
急死されてしまったそうです。

一日も早く母親を楽にしてあげたかったOさん。
その思いだけで今まで必死にがんばってきたOさん。

会社を継ぐ意味を失います・・・・。

とりあえず社長になったOさんですが、なんの引き継ぎもないまま
無我夢中でこなす毎日が続きます。

3ヶ月悩んだそうです。
会社をたたむか、続けるか・・・・・・・。

そんな中フッと思います。
「母親を楽にするということは会社を繁栄させ、社員さんを
しあわせにする、ということだったんじゃないだろうか」
Oさんは今新たな目標に向かって必死で勉強しています。
経理・経営・労務などなど・・・。
また社員さんといっしょに新商品開発も進めているとか。

「Oさん、苦労してますね~」とワタシがしみじみ言うと、
「いやぁ・・何が苦労なのかよくわかりません。やらなきゃ
いけないことをただ一つずつこなしてきただけなので」と
静かにでもハッキリと言います。
その目は怒りでもなく、悲しみでもなく、ただただ前を
見ている。
そんな表情でした。

これからの会社経営という荒波を乗り越える若い船長を助けたい、
とそこにいた誰もが思いました。

同友会を通じて知り合ったOさん。
これからたくさんの仲間を作って一緒に前に進んでいきましょう!

決してOさんは一人じゃないから・・・。

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最高顧問

  • 2012-04-05 09:04:00

 きのうはアフラック日本社の初代社長を勤められた大竹さんが
岡山に来られました。

昭和49年の10月に旧大蔵省から保険会社の認可を取り、営業が
始まりました。
ちなみに弊社グレートは翌年の昭和50年の四月からアフラック代理店として
岡山で初めての代理店としてスタートしました。

当時アメリカでもまだ生まれて13年ばかりの実績もない保険会社
だったそうですが、「がん」に特化した保険会社として
大竹さんには運命を感じる出会いがあったと言います。

がんになられた人を救いたいという思いで当時手取り1000万あった保険代理店
としての収入を捨て、無給で始められたそうです。
米国本社からも月給60万円(当時で160万円相当)を支給するからと
言われたそうですが、あえて断わったそうです。
家族からの猛反対も(当然のことながら)受けたが、なんとか
説得し旧大蔵省に二年半日参し認可をいただいたそうです。

現在までの約38年のアフラックの急成長は大竹さんにも
予測が出来なかったと言われます。
ただ、そこにあったのはアフラックを世界で一つしかない
会社にしたい、という思いだったと言います。
「生命保険ではなく健康保険を売りたい」という思いが
あったと言います。

またアフラックの成長は「大きなリスク」を取ったからとも
言われました。
「大きなリスク」とは・・・。
販売するのは「がん保険」のみ!
最初の10年間は「がん保険」しかなかったんです。(あえて)

時代を先取りする感覚と人のお役に立つという使命が
この方を動かせてきました。

これからの日本のため若い人の感覚がとても大事、と
言われます。
未来ある若者に使命をもってもらうため、人間的に尊敬される
人を育てるため大竹さんは自らの時間を費やしている
とのことです。

でも大竹さんの見つめているところはもっと大きいです。
「今は地球村です。どこの国もどこの地域もないんですよ。
一つなんです。」

大きいな~。
人の思いに限界はないな~。

ワタシももっともっと視野を広げなきゃ。

久々にお会いした最高顧問はやっぱり最高でした!

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