7回忌

7回忌

  • 2021-10-29 09:28:40

先日妻のおじいちゃんの7回忌がありました。

 

享年89歳。

 

いわゆる大往生。

 

ただ亡くなる前3年ぐらいは施設と病院へ入り

 

寝たきり状態でした。

 

たまに訪問して会うぐらいの感じでした。

 

それまでは元気なおじいちゃんは毎朝我が家の裏にある

 

畑に来てました。

 

水やりをしたり、草取りをしたり、防虫剤を撒いたり、土を耕したり

 

と忙しくしてました。

 

そのおかげで色んな野菜や果物をいただいたり、季節季節で色んな

 

花が咲き楽しませていただきました。

 

おじいちゃんとの思い出は決して少なくないです。

 

大好きなおじいちゃんが亡くなって妻のお父さん、お母さんは

 

庭の畑や木の手入れが大変そうです。

 

おじいちゃんはみんなの見てないところで働き続けて

 

くれてました。

 

 

そんな話をお父さんと7回忌のちょっと前にしました。

 

いい法要になったのかな。

 

いまはおじいちゃんの庭はお父さんが一生懸命草取りを

 

していますよ。

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さようなら

  • 2021-08-10 17:53:31

先日私の叔母が亡くなった。

 

享年83歳。

 

十分に寿命を全うした年と言えるでしょう。

 

それでも叔母との思い出を思い起こすと

 

やはりさびしい。

 

叔母の子供たち3人と私と弟の5人は小さい時から

 

兄弟のように遊び、ケンカして育ってきた。

 

叔母のこともある面、母親のように思っていた。

 

小さいころからかわいがってもらい

 

時には怒られ色んな思い出が浮かぶ。

 

晩年は自分たちも年を取り

 

叔母といつまでこうやって会えるのだろうと

 

考えるようになっていた。

 

だから一回、一回会うのがとても貴重だと感じながら

 

会った。

 

 

いつかは来るこの日を想像しながら・・・。

 

お通夜の晩に従兄弟たちと集まりみんなで食事をした。

 

叔母の娘のチャコが私に「たろちゃん、ママから手紙

 

あずかってるよ。」と渡してくれた。

 

その手紙は私たち5人にそれぞれ宛てた手紙だ。

 

「5人は私の大事なかわいい子供たち。これからも仲良く

 

してね。」と書いてあった。

 

おばちゃん。

 

いつもオレに言ってくれてたね。

 

「たろうは私の息子」と。

 

本当に本当に最後までそれを伝え続けてくれたんだね。

 

ありがとう。

 

ありがとう。

 

うれしいよ。

 

オレたちこれからも兄弟のように仲良くするからね。

 

安心して見守ってください。

 

おばちゃんの遺言だもん。

 

ちゃんと守るよ。

 

今までたくさんの絆を作ってくれてありがとう。

 

目に見えないものが目に見えるものよりも大事

 

なんだね。

 

自分もそれを人に伝えていける自分になりたいと

 

思います。

 

ありがとう、おかあさん。

 

 

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感謝

  • 2021-06-25 10:15:33

私の知り合いの社長82歳。

 

シャトレーゼのお店を岡山市の南部でやっている。

 

いつもお客様でいっぱいでとても流行っている。

 

お店にお邪魔するといつも裏の事務所に招き入れていただき

 

シャトレーゼのスイーツを振る舞ってくれる。

 

とてもユーモアのある方でいつも笑いの絶えない雰囲気を

 

持っているのとお年を感じさせないヴァイタリティを

 

持っている。

 

私もこの人のような年の取り方をしたいといつも

 

思わされる。

 

 

そんなFさんから先日電話があり、高齢のためそろそろお店を

 

やめようと思うと。

 

どうやら後を継いでくれる人が決まったらしい。

 

いつかはこんな日がくるとは思っていたが

 

やはりショックだ。

 

正直さびしい。

 

 

私はごあいさつに行った。

 

ここを辞めても自宅に不動産の事務所があるから

 

そこでしばらく仕事はするとのこと。

 

なにか餞別的なものをお渡しするべきなのか考えるが

 

考えがまとまらないままお店に伺う。

 

「おお~小川さん、よく来てくれたなぁ~。どうぞどうぞ。」

 

と奥へ通される。

 

後を継ぐという方もご紹介いただき、Fさんとの思い出話を

 

しばらくする。

 

すると、Fさんは「小川さん、今までの感謝の印じゃ、

 

取っといてください。」と私に小さな包みを渡す。

 

私「Fさん!こんな・・・逆ですよ!私がしなきゃいけないのに!」

 

それ以上は胸が詰まって言えなくなってしまいました。

 

なんて人だ・・・・。

 

こっちが散々お世話になってるのに、今までたくさんお世話に

 

なったからと感謝の気持ちをいただいた・・・。

 

なにか渡そうか、どうしようかと考えていた自分が

 

恥ずかしい・・・。

 

この人のように素直に感謝の気持ちがあるのなら

 

形にこだわらず、気持ちを伝えるべきだった・・・。

 

あ~~、最後の最後まで教えてもらった、大事なことを。

 

 

Fさんはこれからは畑を耕して野菜を栽培したり

 

魚を取ったり、やりたいことをのんびり

 

やっていくそうです。

 

「Fさん、100歳までまだ18年ありますから元気で

 

がんばってください!」と言うと

 

「小川さん、わしはもっとがんばろうと思っとんじゃけど!

 

ワハハハ!!」

 

さすがだ。

 

すごい。

 

お見逸れしました。

 

いつまでもいつまでもお元気で人生を楽しんで

 

ください。

 

心より応援しております。

 

本当にお世話になりました。

 

ありがとうございました。

 

年を取っても輝いている素敵なFさん。

 

大好きです。

 

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納骨

  • 2021-06-17 11:44:03

私の父は私が3歳で他界してますが

 

母が再婚した第二の父が7年前に他界しました。

 

小2から小6まで一緒に過ごしてきました。

 

亡くなるまでの4年間は私の子供たちも連れて誕生日を

 

祝ったり、一緒に食事をしたりして少しですが親孝行も

 

できたかな、という感じでした。

 

 

そんな父の納骨がやっと先日出来ました。

 

私の弟(三男)はその父の実子なので彼に任せて

 

いたところ、諸々の事情で今日まで出来ていませんでした。

 

「にいちゃん、おやじの納骨決まったから来てくれる?」と

 

LINEが来ました。

 

「もちろん、行くよ。声かけてくれてありがとう。」と。

 

永代供養塔に父のお骨は入りました。

 

なんかホッとしました。

 

父も波乱万丈の人生を歩んできて、山あり谷ありを

 

いっぱい経験してきました。

 

亡くなってからも7年もさまよい、

 

やっと落ち着ける場所に辿り着いた・・・。

 

その後、弟と母と3人で食事をしました。

 

父の思い出話をしながら食事をしました。

 

これが絆なんだな。

 

父の作ってくれた絆。

 

最後私に伝えてきた言葉はいつも

 

ありがとうだった。

 

今回も父からの「ありがとな~」という言葉が

 

聞こえてきたような気がしました。

 

こちらこそありがとう。

 

いつまでも僕たちを見守ってください。

 

 

 

 

 

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久々の対面…そして

  • 2021-05-15 08:28:00

昨日、急遽広島に行った。

 

広島の叔母が今いる病院を出て別の病院に

 

移るという。

 

コロナ禍の中ではお見舞いも出来ないので

 

コレが会える唯一のタイミング。

 

朝4時半起きで広島に向かいイトコたちと

 

待ち合わせ退院する病院に向かう。

 

叔母の息子たちはPCR検査を受けて東京

 

から戻ってきた。

 

娘は近くに住んでいるので日頃のお世話は

 

娘がしている。(といっても会うことは

 

出来ない)

 

病院の玄関で待っていると叔母が車椅子

 

で押されて出てきた。

 

息子たちと手を握り挨拶をしたあと

 

私を見つけると叔母は「たーちゃん、よく

 

来てくれたね。会いたかったよ〜。」と

 

息子以上に感情を込めて私の手を握って

 

くれた…。

 

私も胸が詰まった…。

 

「久しぶりだね…。」と言うのがやっと

 

だった。

 

次に行く病院は叔母の最後の病院になるだろう。

 

末期がんの叔母は緩和病棟のある病院に

 

入れるという。

 

そこも面会出来るのは限定1人だけ。

 

当然そばにいる娘だ。

 

だから私や息子たちは今から行く病院まで

 

の道のりが最後の時間だ。

 

わずか15分間のことだった。

 

叔母は「私はでも83歳まで生きれて十分よ。

 

いい人生だった。子どもたちもみんな

 

立派になったし思い残すことはないよ。

 

わざわざ私のために来てくれてありがとう。」と言った。

 

私は泣きながら「そんなの当たり前じゃん!」というと「ありがとう。その言葉が

 

うれしいよ」と叔母も泣いていた。

 

叔母が亡くなるのはつらい。

 

でもそれは順番だから仕方のないこと。

 

いつかは来る。

 

でも、このコロナで最後の挨拶がこんな

 

ものでいいのか…。

 

叔母の余命は3ヶ月という。

 

それがどれだけあったとしても誰にも

 

会えないのなら、どんな意味があるのだろう。

 

救いは娘だけは1日15分会えるということ。

 

私は手紙で今までのお礼を書いた。

 

そして可愛がってくれたウチの妻と子ども

 

たちの写真を額に入れて渡した。

 

妻は寝まきを買ってきてくれた。

 

会ったのは一瞬だったが、それでも叔母の

 

態度で私が生まれてから55年の間の愛情

 

を瞬間に感じとれた…。

 

おばちゃん、ありがとう。

 

いっぱい可愛がってもらい、いっぱい

 

怒られて、いっぱい優しくしてくれて。

 

いつもオレのことを気にかけてくれてたよね。

 

自分の息子のように。

 

夜、叔母の娘(私のいとこ)からLINEが

 

来た。

 

「太郎ちゃん今日はありがとう。みんなに

 

会えて少し元気になったみたい。太郎ちゃん

 

のこと大好きみたいよ。今日は本当にありがとう。

 

1日でも長く安らかに、その日を迎えてもらえるようがんばります。」

 

また、会えるようになる日が来ることを

 

心より祈っています…。

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